世界漢語教学学会に岡部秀也社長、張晶磊所長が正式加入
~日本BCT/YCT事務局や北京での活動を評価~

平成21年8月25日
日本BCT/YCT事務局
セリングビジョン株式会社

  本日、世界漢語教学学会(本部:中国北京)から当社宛に、当社岡部秀也社長、張晶磊北京事務所長が世界漢語教学学会への会員就任を了承されたとの正式通知が届きました。
  昨年(2008年)12月15日~18日に世界漢語教学学会は中国の北京で第八回理事会総会を開催しました。当社岡部秀也社長、張晶磊所長が日本BCT事務局及びYCT事務局の代表として第八回理事会総会全体会議と第九回国際漢語教育シンポジウムに参加しました。総会では前中国人民代表大会の副委員長許嘉璐先生が、世界漢語教学学会の会長に選ばれました。また副会長のお一人に古川裕先生(大阪大学教授、中国語教育学会会長)が再任されております。
  会議では、世界漢語教学学会の行われた中国語教育に関する各種活動に参加したほか、中国語能力試験の検定システムの測定及びその評価活動にも参加いたしました。世界各国から400名余の参加者は、8つの分科会に分かれ、41の中国語教育の議題について熱い議論を展開しました。世界の26ヶ国の代表が499の論文を提出していました。世界の96箇所の中国語検定試験受託機関の代表が中国語検定試験の分科会に参加しました。
  こうした世界での中国語の教育内容、教授方法、検定など、一連の教育者の集まりに当事務局として参加し意見発表をすることは、日本の中国語教育の発展向上につながると考え、昨年末に同学会に岡部社長、張所長の会員申請をしてまいりました。
  その結果、同学会では、日本BCT/YCT事務局や北京事務所を通して、数々の中国語教育出版、検定試験実施、スクール開設などの実績をご評価いただき今回の正式加入につながりました。
  当事務局では、世界における中国語教育などの新たな情勢をつかみ、優れた中国語関係の先生と交流を深めつつ、適宜、情報発信をしていきたいと考えております。

参考資料:
1.世界漢語教育学会(International Society for Chinese Language Teaching)の概略:
  世界漢語教学学会は1987年8月14日に中国の首都・北京で設立されました。学会の主旨は「世界における外国語教育及びその研究としての国際的な交流と合作を促進し、世界各国での中国語教育及びその発展を推し進め、世界各国の中国教育及び研究者間の交流活動を強化し、世界各国の人民の相互理解及び友好協力を増進し、世界平和に貢献しよう」ということです。
  学会の規則によっては、3年に一回の総会が招集され、世界規模の中国語学術シンポジウムと国際中国語教育シンポジウムが行われます。総会では、理事会メンバー及び会長の選出などが行われます。現在までに、九回の総会が行われました。会員は、世界の42ヶ国及び地域から組成され、会員は2500名に達しております。このほかに法人会員は、118社あります。

  世界漢語教学学会のHP:http://www.shihan.org.cn/shihan/index.do

2.参考写真:

第九回目世界漢語教育学会総会での表彰式

当社代表岡部秀也社長(右)と張晶磊所長(左)は会場前で記念写真


以 上